土地の名義変更は、一般人にとって、そうたびたび出くわすものではありません。しかし、なんといっても土地がらみ、大きなお金が動くことが少なくないこともありますし、法律がかかわってくることもしばしばなので管轄は法務局です。戸籍を変更するときや、さまざまな手続きなどは通常、市区町村の役所ですみます。司法書士など専門家に依頼することが多いことからもわかるように、土地の名義変更には重く重大な手続きがまま、ついて回ることを知らない人はいません。
「登記簿」は法務局が管理していますが土地の所有者が変わる場合には、その中の不動産所有者情報を書き換える手続きを行います。変名義変更が必要になる場面が、いくつかあります。財産分与や贈与・相続・売買が主だったところで、必要書類などもケースごとに違ってくるため注意が必要。必要書類も細かいですし、状況ごとに多様な専門的知識が必要となるため必然的に司法書士に相談することが多くなります。
費用は司法書士への報酬や、必要書類の取得費用・登録免許税がかかってきます。財産分与・贈与・売買を原因とする場合は、おおよそ40、000~60、000円くらい、相続によるケーズでは約55、000円～70、000円くらいが大体の相場。司法書士への依頼分は5万円程度の費用ですし、不慣れな法的手続きに労力と時間を費やすことを考えプロに頼む人が多いです。書類にミスがあれば再提出になってしまい時間のロスも生じますが、その点もスムーズにすみます。
ただし報酬額は司法書士が自由に決められるため事務所や内容によっても金額が変わるので、いくつか司法書士事務所へ連絡し見積もりを取るのがオススメ。法務局の申請処理が入るので、おおよそ1ヵ月ほどかかります。